バーバースタイルには、よくポマードが良いと聞きますが、結局ポマードはなんだろう?
と、疑問に思う方が多いと思います。
ポマードのイメージを想像してみてください。
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きっと、昔のポマードのイメージを想像しませんでしたか?
例えば、
ギトギトした感じ。
油っぽい感じ。
独特なニオイ。
あまりいいイメージはないと思います。
しかし、今は様々なポマードが発売されています。
他のスタイリング剤とどう違うか、ポマードのつけ方、なぜバーバースタイルにはポマードなのか。
そういった疑問を解決していきたいと思います。
購入する前に一度読んでもらえると、ポマードがどういったものか分かるようにお伝えしていきますね。
コンテンツ
ポマードとは?
ポマードは基本、ホールド力とツヤのある仕上がりが特徴のスタイリング剤です。
髪と髪を油でくっつけ、その油でツヤを出します。
そして、油性ポマードと水性ポマードの2種類に分けられますよ。
油性ポマードは、熱に弱く、水に強い性質を持っています。
ポマードと言えば、この油性ポマードの印象が強いと思いますね。
水性ポマードは、その逆で熱に強く、水に弱い性質を持っていますよ。
そのため、シャンプーで簡単に洗い落とせる事が出来ます。
初めて使う方には水性ポマードがオススメですよ。
さらに基本のツヤあるポマード、ツヤのないマット系ポマード、ワックスのようなファイバー系ポマード、最近では、液体のポマードまでありますよ。
今は、様々なポマードが発売されているんですね。
ポマードのイメージが少し変わってきませんか?
では次に、他のスタイリング剤とは、どのような違いがあるかを見ていきますね。
ワックスとの違い
ワックスなら、一度は使ったことがあるかたも多いですよね。
ワックスは、手軽に扱いやすく、男性のスタイリング剤として、欠かせないアイテムだと思います。
基本ワックスは、動きを出したり、束感を作ったりする事に優れています。
こんな髪型に適しています。
ワックスのメリットは、空気感のある立体感を出しやすいスタイルを作れるところですね。
ポマードは、ワックスよりも質感が重いため、空気感を演出することが難しいです。
髪の流れを意識したスタイルを作れることに優れていますよ。
例えば、こんなスタイルです。
最近人気の髪型クロップスタイルですね。
特に、トップのボリュームや立体感を作るよりも、ボリュームを抑えて毛の流れを強調したスタイルですね。
ポマードは、質感が重く作られているため、このようなスタイルに適しています。
次は、ホールド力に優れているスタイリング剤で比較してみますね。
ホールド力に優れているスタイリング剤と言えば何を思い当たりますか?
ジェルとの違い
ジェルは、ホールド力やツヤのある仕上がりができますよね。
では一体何に違いがあるのでしょう?
それは、セットの直しやすさと髪の収まり方です。
セットの直しやすさがウリのポマード
ジェルは、直しやすさというより、崩れないようにするためにカチカチに固めますね。
一応、手に水をつけて直すこともできますが、一気にホールド力がなくなってしまいます。
ポマードは、カチカチにならなくてもホールド力があり、コームや手グシで直せることができます。
中には、気持ちカチカチになるポマードもありますが、ジェルのように水をつけても、ホールド力が一気になくなることはありません。
それなら髪型が、崩れないようにできるジェルを使えばいいじゃん!!
と思うかもしれませんね。
しかし、ジェルは毛束を立ち上がらせる効果のほうが強いため、ボリュームを抑えるようなスタイルには適さないですね。
ポマードは髪と髪を油でくっつけるため、ボリュームを抑えたり、髪の収まりをきれいにまとめることができます。
このことから、ポマードはワックスとジェルの中間のスタイリング剤と思ってくださいね。
ところで、グリースというスタイリング剤は、知っていますか?
もしかしたら、ポマードよりもグリースのほうが知っている方が多いかもしれませんね。
ポマードとグリースの違い
阪本高生堂 クールグリース G 210g ライムの香り
「クールグリース」ですね。
ポマードとグリースは同じスタイリングの特徴になります。
ホールド力とツヤのある仕上がりが特徴でしたね。
ただ、グリースのほうが水分が多く、ポマードよりも柔らかく作られています。
ポマードはツヤ感で、グリースは濡れ感とイメージしたほうが分かりやすいですかね。
いきなりポマードはちょっと・・・という方には、グリースから始めて見てもいいと思いますよ。
では、なぜバーバースタイルにはポマードなのでしょう?
ここまでの説明で、カンの良い方なら分かっているかもしれませんが、お伝えしていきますね。
なぜ、バーバースタイルにはポマードなのか?
バーバースタイルはこんな髪型ですね。
このバーバースタイルを見ると、毛の流れがあり、綺麗に髪が収まっていませんか?
一つ目の髪型は、仕上げにコームを使っていて、髪の方向がしっかりと揃い、形が綺麗に整っています。
二つ目の髪型は、少しラフに手グシで方向を決めて、整っていますよね。
バーバースタイルは、ボリュームが欲しい所には、ボリュームをキープさせて。
綺麗に髪を収める所には、しっかりと抑える必要があり、メリハリのある髪型で、立体感よりも毛の流れで髪型を整えているのが特徴なんですね。
そして、スタイリング剤の違いでお伝えしたように、ポマードは毛の流れを強調したスタイルや、髪の収まりをきれいにまとめられるスタイリング剤です。
なので、バーバースタイルにはポマードがスタイリング剤として適していますよ。
それから、コームで手直しできるよう、カチカチにホールドしないポマードが良いのです。
バーバースタイルにはポマードが適していることが分かったので使ってみませんか?
そこで今度は、ポマードのつけ方をお伝えします。
ポマードのつけ方。4つのポイント
ポマードは他のスタイリング剤に比べると、固く作られていて伸びが悪いです。
なので次の4つのポイントを押さえてもらうとスタイリングしやすくなりますよ。
ポイントはこの4つです。
- 付ける量は多め
- ポマードをよく伸ばす
- 髪全体に付ける
- ドライヤーの熱で馴染ませる
付ける量は多め
ポマードは、髪の毛全体にしっかりと付けます。
短い髪にもしっかりとつける事で、綺麗に髪が収まり整えることができますよ。
なので、ワックスの時と同じ量だと、ムラが出来てしまい髪が収まらなくなりムラの部分だけ浮いてしまうことがあります。
なので、基本このぐらいの量を目安にして下さい。
まずは、指一本分でスタイリングしてくださいね。
なれないようでしたら、半分に分けて髪につけてもいいですよ。
上級者には、このくらい挑戦してみては?
指二本分を使いこなせたら、完璧ですね。
さあ、手に取ったら髪につける作業ですが、次が大事な部分ですよ。
ポマードをよく伸ばす
ポマードは手の平によく伸ばすことが重要です。
ポマードは、ほかのスタイリング剤に比べると、固く作られているので伸びが悪いです。
- 手の平で温めるようにポマードを柔らかくします。
- 柔らかくなったら、手の平全体に伸ばしてください。
この2つのポイントに気を付けて髪全体につけていきますよ。
髪全体に付ける
ポマードを柔らかくして手の平に伸ばしたら、髪全体にポマードをつけてくださいね。
前後左右に髪をかき上げながらつけてください。
ドライヤーの熱で馴染ませる
このポイントは、してもしなくても大丈夫です。
ただ、ドライヤーの熱を当てる事で、ポマードが良くなじみます。
コームが通りにくく、髪が引っかかるようならドライヤーを当ててみてくださいね。
コームが通りやすくなりますよ。
ここまで、ポマードについてお伝えしましたが、なんとなく使ってみたいと思っていただけたら嬉しく思います。
簡単におさらいしていきますね。
まとめ
ポマードは、ホールド力とツヤのある仕上がりが特徴のスタイリング剤で、昔のようなポマードではなく、現在では、様々なポマードが発売されています。
ワックスやジェルの中間のスタイリング剤。
ポマードは、毛の流れを強調したスタイルや、毛先の収まりを抑えるのに適したスタイリング剤でしたね。
なので、バーバースタイルにはポマードが欠かせないのです。
カチカチにならずに、手直しが簡単に出来るのも魅力になりますよ。
ポマートをつけるポイントとして、
- 付ける量は多め
- ポマードをよく伸ばす
- 髪全体に付ける
- ドライヤーの熱で馴染ませる
でしたね。
ポマードとなると、昔のイメージが強くまだまだ使ったことがない人のほうが少ないと思いますが、これを機に使ってみてはいかかですか?
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ではまた。
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