お店に来る学生さんたちで、「刈り上げやツーブロックはしないで、短くしてください。」という注文が非常に多いです。
スタイル写真を見せてくれる学生さんもいます。
しかし、明らかに刈り上げているスタイルもありましたね。
その画像を見たときはなんでだろう?と思いました。
詳しく聞いてみると、
「校則で刈り上げやツーブロックはダメ」だということでした。
でも、坊主やソフトモヒカンはオッケーという場合があります。
ボウズもソフトモヒカンも立派な刈り上げですよ。
現にしている学生もいますしね。
何が良くて、何が悪いのかよく分かりませんよね。
まぁ、校則なので仕方がありません。
しか~し、
長い髪も印象が悪い為ダメ。
爽やかに短く刈り上げやツーブロックもダメ!
いったいどうすればいいのでしょうか?
僕は刈り上げやツーブロックのほうが爽やかで印象が良いと思いますね。
そこで今回、校則で刈り上げとツーブロックが禁止について考えてみました。
ついでに、これなら大丈夫というスタイルも提案したいと思います。
コンテンツ
中高生の髪型で刈り上げとツーブロックがなぜダメなのか?
校則で刈り上げやツーブロックがダメな理由は、一つだと思いますね。
それは、流行りの髪型だから。
僕が学生の頃は長いスタイルの髪型が流行っていました。
特に襟足が長いウルフカットが流行っていましたね。
分かりやすく言うと、「ベッカムヘア」です。
なので、当時襟足が長いと「短くしてきなさい。」といわれた方が多いと思います。
今は、海外でBARBERスタイルが定番スタイルとして定着し、ここ日本にも広がりつつあります。
前回のWカップでもBARBERスタイルの選手が多かったと思いますね。
流行りに敏感な学生ならやってみたいと思うでしょう。
短くて爽やか、手入れも簡単でだらしなく見えない。
なのに、流行りだからダメでは、納得いかないですよね。
では、なぜ校則でダメなのか?さらに詳しく見ていきますね。
刈り上げやツーブロックがダメなのは、見え方に問題があります。
刈り上げがダメな理由は?
BARBERスタイルは極端に短く、地肌が見える長さから段々に長くしていく刈り上げの方法になります。
よって、色味が白から黒と差が激しいグラデーションになります。
こんな感じに
なので、学校側はこれをすべて刈り上げと見てしまうのです。
確かにここまで短いと差が激しいため、奇抜に見えてしまいますよね。
ツーブロックはどうでしょう。
ツーブロックがダメな理由は?
まずツーブロックとは、髪を2つに分け下半分を短くして、上半分は長めに残した髪型になりますね。
基本、下半分はバリカンを入れて短くしていきます。
ということは上の髪と下の髪の長さに差があるんですね。
さらに、昔は、耳上だけにツーブロックを入れるスタイルが多かったですが、今では後ろもツーブロック入れるスタイルがあります。
こんなスタイルになりますね。
ツーブロックでは、刈り上げる幅の広さで奇抜に見えてしまうことがあります。
こちらを見てください。
左は狭くツーブロックをした髪型で、右は広くツーブロックをした髪型になります。
どうでしょう?右のほうが奇抜に見えませんか?
(カラーで奇抜に見えるかもしれませんね。)
よってツーブロックは、広い幅で刈り上げてしまうと差が激しくなり、奇抜に見えてしまいます。
と言う事は、刈り上げもツーブロックも差が激しいと、校則でダメになっているのだと思いますね。
それと、刈り上げの長さですね。
3ミリ以下のクリッパーで刈り上げてしまうと、地肌が見え色の差が大きくなってしまいます。
刈り上げが黒く見えるくらいの長さ(厚さ)に設定すると、激しく見えませんね。
よって、ツーブロックは、刈り上げの幅と刈り上げの長さ(厚さ)で奇抜かナチュラルに見られるのです。
しかし、刈り上げにもツーブロックにも良い点があります。
剛毛・直毛・くせ毛・多毛の方には、刈り上げやツーブロックをする事で、収まりが良くなり爽やかに見えるんですよ。
人によって髪質が違いますので、刈り上げなくても収まりが良い髪質には無理に刈り上げやツーブロックは提案しませんね。
私たちもプロなので、スタイルによって刈り上げやツーブロックをしたほうが、見た目が良くなるので提案させていただくこともあります。
そこで校則違反にならないような髪型を教えていきますね。
刈り上げとツーブロックにしたい学生のためのスタイルは?
髪の長さに差があると奇抜になるということは、その逆にすればいいのですよ。
刈り上げなら6ミリ以上で差が激しくないグラデーション。
こんな感じや
こんな感じ
人によっては、6ミリでも差が激しく見えてしまう方もいるので、そこは、理容師や美容師に相談してくださいね。
自分で判断すると失敗しますのでね。
ツーブロックなら6ミリ以上で幅を広くとりすぎない。
これでもダメと言われてしまう学生さんには、こちらはどうでしょう。
こんな感じですね。
こちらの髪型は、刈り上げ部分を見せないようなスタイルですね。
このツーブロックに関しては、あまり幅を広くしないほうがいいと思います。
もし、校則が厳しく直しなさいと言われてしまった場合、幅が広いと直しにくい為、全体に短くするしかなくなっしまうからです。
あとは、逆に全体に短くして、少しだけツーブロックにする方法もあります。
こちらは、ほとんど刈り上げで、サイドの前の部分だけに少しツーブロックされているスタイルになりますね。
トップも短めにすることで、ツーブロックというよりただのショートスタイルに見えます。
参考にしてくださいね。
では、最後にまとめていきます。
まとめ
今回は、中高生の髪型で刈り上げやツーブロックが、なぜダメなのかについて書いてきました。
刈り上げやツーブロックが校則でダメな理由として、
- 刈り上げは、BARBERスタイル拡がりつつあり、海外での刈り上げのようなスタイルをすべて刈り上げと見てしまっている。
- ツーブロックは、刈り上げる幅が広いスタイルをツーブロックとして見てしまっている。
そこで、
- 髪の毛の長さの差をあまり激しくないように刈り上げやツーブロックをする。
- ツーブロックの部分を見せない髪型や、全体に短くしてただのショートスタイルに見えるようにツーブロックをする。
刈り上げやツーブロックをしたからと言って、すべての刈り上げ、ツーブロックをダメというわけではないと思いますよ。
頑固な先生もいて、なかなかできない学校もあると思います。
そのときは、こちらが大人になってあきらめましょう(笑)
それか、意地を張ってやり続けるかの2択です。
見た目で印象が良いか悪いかで判断してもらえると助かりますね。
なので、理容師や美容師に相談しながら、髪型を決めるのが一番ですよ。
奇抜に見えないような髪型にしてみましょうね。
では、また。
最近のコメント